こだわりのコースメンテナンス

メンテナンス風景

私たち鹿沼グループでは、コースメンテナンスの品質を向上させるべく、
2008年よりアメリカGCSAAスーパーインテンダントである大江康彦氏をアドバイザーに迎え、
コースメンテナンス改革を実施しています。

従来からの肥料を優先として管理方法から、科学的かつ高い技術力による丁寧な管理手法への変革を行いました。
アメリカのラボで行なう土壌検査に基づく施肥管理、機械化の推進による効率的作業体制の実現、様々な研修や各種人事制度に基づく人材育成等に積極的に取り組んで参りました。
グループ間での交流も行い、生産性を高めるべく共同作業にも取り組んでおります。
また、若い人材の採用については、2008年以降毎年積極的に採用を行い、現在も約20名近い若手社員が日々研鑽し業務にあたっております。
お陰様で、新たな管理手法の導入により、従前よりグリーンの品質については、お客様からも高い評価を頂いております。
これからも私たちは、コースメンテナンスにこだわり、お客様に「また来たい」と思って頂けるゴルフ場を目指して、
更に品質を高めるべく、様々なチャレンジを実践して参ります。

メンテナンス風景コース管理では、若手・中堅社員向けの研修(他コースも交えて)を行っています。
また、毎年新卒採用を行っており、今も継続しております。
4コースの中でも特に鹿沼カントリー倶楽部は、若手社員が多くコース管理部門の平均年齢は36歳と元気いっぱいです。

アメリカ研修レポート(田中諒)

田中 諒
鹿沼カントリー倶楽部
コース管理サブキーパー
平成19年4月1日入社

田中諒

アメリカ研修の話を聞いたとき
アメリカ研修の話を聞いたとき
正直行くかどうかとても迷っていました。
実は、研修期間のちょうど一ヶ月前に子供が産まれる予定だったからです。
しかし、このような話は正直もう一生ないのではないかと思い、非常に迷っていました。
そんな時、妻が「自分のためになるなら絶対に行った方がいいよ。」と言ってくれて決心できこの話を受けることができました。このことは今でも本当に感謝しています。
トランプナショナルゴルフクラブでのゴルフプレー
トランプナショナルゴルフクラブでのゴルフプレー
風格の漂う雰囲気のクラブハウスでハウスの中も気品のある作りでした。
実際コースに出てみると、今まで見てきたゴルフ場とは雰囲気がまったく違い、アメリカに来たのだと改めて実感しました。
特に最終ホールは日没間近で、夕陽と海とコースがとても綺麗な空間を作り出していて見惚れてしまいました。
肝心のコースは、どのホールもTEE前には必ずブッシュが存在し、ラフを外すとすぐにブッシュがあります。
バンカーも大きくあごが高いバンカーが多数存在して入れると厄介でした。
グリーンに関しては、出来上がっている感じで芽数は多かったけど目砂をしていないのかブカブカで柔らかかったです。
トランプナショナルゴルフクラブのコースと美しい夕陽トランプナショナルゴルフクラブのコースと美しい夕陽

リビエラカントリークラブでの研修

ノーザントラストオープンの手伝い参加者について
ノーザントラストオープンの手伝い参加者について
手伝いのアメリカ人がたくさんいて若干驚きました。
手伝いに来ている人たちの多くは全米各地のトーナメントを行うコースや、名門のゴルフ場のサブキーパークラスの人たちばかりでした。
年齢も僕よりもみんな若く20代半ばの人が圧倒的に多かったです。
コースの感想
コースの感想
第一印象は、大きなユーカリの木が歴史あるたたずまいを彷彿させながらいくつも点在し、鮮やかな緑色の芝が映える綺麗なコースだと思いました。
コース自体は多少アップダウンはあるものの、全体的にはフラットなコースに見えました。
またこのリビエラといえばもっとも有名だと思われる名物の10番ホールを見たときには感動しました。
距離は無いながらも、巧みに配置された大きなバンカーに、縦に長く左に傾くグリーンは乗せどこを間違えるとアプローチやバンカーに出てしまうセッティングになっていて、これはピンポジの場所によって異なる戦略性になり難しいなと思いました。
グリーンの感想
グリーンの感想
ベントとポアナ芝の混合でベントの品種は色々混合してあるそうです。(ポアナ芝とは日本で言うスズメノカタビラです。)
グリーンの印象は芝目も細かく芽数もありトーナメント前ではありましたが、ドライもなく綺麗なグリーンでした。
ただこの時はさほどグリーンが固い印象がありませんでした。
むしろ練習ラウンドなどを見ていると、踏圧の跡がはっきり沈んで残っていましたが、日が経っていくにつれてグリーンがパンパンになっていきました。
終日にはこんな固いグリーンは見たことないと言うくらいのグリーンでした。
実務体験について
実務体験について
初日はミーティングとFWディポット直しでした。2日目からは本格的に朝から作業を開始しました。
手伝いの期間中で行った主な仕事は、グリーン刈、グリーン刈の補助、刈り込み後の掃除、バンカー均し、FWディポットの目砂、ラフの芝起こしです。
最終日に17番ホールを刈らせてもらえたのは良い思い出になりました。
使っていたグリーンモアは鹿沼でも使ってるバロネスの18インチのモアでした。
18インチのモアのため刈幅が狭かったです。刈高は2.5㎜でハイカットでした。
またアメリカは安全対策にうるさいらしくモアに安全装置がついていてそれを握らなければ動かない仕組みになっていました。実はとても刈り辛かったです。
バンカーについて
バンカーについて
日本のバンカーは曲線を綺麗に出しリップも揃えながら均一していて、誰が見ても綺麗だと思うバンカーですがここのゴルフ場のバンカーは、曲線はいびつだしリップも不均一であごが極端にでているバンカーが多数あります。
でも不思議と汚いバンカーだとは思わなかったのです。
ドンと待ち構えるような風格が漂いリビエラの歴史を感じさせるような素晴らしいバンカーでした。
コースで一番驚いたホール
コースで一番驚いたホール
6番ホールです。
ここはショートホールなのですが何とグリーンの真ん中にバンカーがあるのです。
しかもグリーンのど真ん中にあり、グリーンの傾斜も上から下へと下っているためグリーンにワンオンしても場所によっては直接バンカーに入ります。
登り傾斜だからバンカーの上につけたらスピンの係り具合によってはバンカー一直線です。
7日間の研修を終えて
7日間の研修を終えて
色々と勉強になることや自分ならどうするか考えさせられること、見習わなくてはいけないことなど様々なことを経験させていただきました。
この一週間の間にリビエラのキーパーに質問する時間をとってもらったり、クラブハウスに行き会長に挨拶させて貰えたり、リビエラの副社長と食事したり、コースの設計家と食事に行けたりと、トーナメント手伝いの時間以外にも充実した時間を過ごすことができました。
このような貴重な経験をさせていただきまして社長、常務、支配人、キーパー、この話を持ってきてくれたベタープレイスの大江さんには本当に感謝をしています。本当にありがとうございました。
ブログ更新中!!俺たちのコースメンテ